日本で唯一の医療介護を含めたケアの質の評価のための研究ーヘルスサービスリサーチーを主とする研究室を運営し、国際的にもレベルの高い研究実績を積み重ねてきた15年の経験、医師やコメディカルに社会医学教育を実践して30年になる経験をもとに、地元茨城が抱える課題―「ワーストレベルの健康寿命」、「医師不足」の2つの課題に、大学の研究室を出て、よりフットワークのよいきめ細かい対応を展開することを目的として設立した機構です。

主な目的

①少ない医療資源の中で、高齢化する住民の健康とウェルビーイングをどう守るか
医師の自己実現をどう確保するかに資すること

①高齢化する住民の健康とウェルビーイングをどう守り、住み慣れた地域で暮らし続けるために

保健医療介護の実証データ分析の実績を活用し、市町村や介護事業者に、自身の全国における位置づけを示すなどにより、個々の課題を明らかにした上で、改善策、PDCAへの伴走・コンサルテーション等を行う。

 

高齢化する住民の健康とウェルビーイング

②医師の自己実現をどう確保するかに資すること

地域医療を担う医師に、保健医療介護データの分析に基づく研究の基礎や社会医学的な考え方(パブリックヘルスマインド)を示し、臨床業務の日々の疑問からデータの基づく解決策を見出す研究・発表方法などを含めた医師の自己実現・やりがいにつながる幅広いキャリア支援を行う(医師として地域医療を担いながら研究を続ける方法のガイドや公衆衛生医師の道等々につながるセミナー、個別指導を含む研修会、コンサルテーション等)。

 

医師の自己実現

機構の概念